November 07, 2007

11/6(火)19:00劇団岸野組『森の石松外伝3 悪い野郎は⋯石松だ!?』@下北沢・本多劇場

19:00〜20:50(休憩無し)
パンフレット:500円
D列16番。

時代劇だけど、「ゲーム」「Part2」なんて言葉が出ちゃいます。
隣の男性は、きちんとセリフを聞けば悲しい事を言っているのに笑ってばかり。
森の石松が追われている為に偽名を名乗っていて、石松だという正体を知らない周りの人から偽名で呼ばれ
 石松「そいつぁ、どいつのことだ?」
 周りの人「あんた」と突っ込む
この突っ込みの時に、一緒になって「あんた」と言う最低なお方でした。
ここは自分ちの茶の間じゃないんだぞっと。

こういう芝居は初めてでした。
ジャニ舞台の再来って感じ。
声優ファンが多いのかなぁ。その辺はよく判らないです。兎に角、芝居の内容に突っ込み入れながらの観劇する人が多かった(感じ)。
ストーリーそのままをやれば1時間で済む内容なんだけど、場面転換とか、衣装替えの都合からダンスあり、ジャグリングのパフォーマンスあり、1時間50分の上演時間でした。
これも演劇のお勉強なのでした。
こういうお芝居だって人間の成長を描かれているわけだし、楽しむ人が沢山いる。

頑張ろうって思ったのでした。

11/4(土)13:30『⋯⋯』@中目黒GTプラザホール

13:35〜14:05 『ラ⋯』(30min)
14:10〜14:40 『楽⋯』(30min)
(休憩:10分)
14:50〜15:35 『セ⋯』(45min)

以上の時間配分をご覧になられただけで、3本目の作者さんの為の公演だとお気付きになられるでしょうかね。
その作者さんがいらっしゃらなければ、今回の公演は出来なかったはずです。なぜならば、演出家さんも出演役者さんも、そして音響さんも、その作者さんの伝手だからです。

それを知っていたからなのか、作者さんの事を苦手と思われる方が多かったのか、私の知っている人が少なかった。もう少し会えると思ったんだけど。
観劇後に皆でお茶でも出来るのかと思ったら、全然そういう話にならないし。
サラッとした付合いになっていました。
「絶対来ているはず」と思っていたのにいなかった⋯⋯そういう人がいる。
実は「一緒に行こうよ」と誘った人もいたのですが、悉くお断りのメールが届きました。如何に私の人望が薄い事やら(T_T)
「無料かと思ったら有料だったね」なんて言っていた人もいた。そりゃ、プロにお願いするんだもの、有料にしないと支払が出来ないよね。

お手伝いした人のblogやら、作者さんたちのblogを見ると「大変だった」という言葉が踊っていた。
人間関係とか、金銭面とか、時間の遣繰りとか、大変だったとは思います。
チラシの発注、チケットの発注、もしかすると遣られた事の無い方だったのでしょうか。
ああ、台本の書直しをしながら発注とかって大変だったのかな。
でも、デザインとかって別の方にお願いされてましたよね。センス良く作ろうと思うと時間が掛かっちゃいましたかね。
印刷屋さんと付合いがなければ、融通を効かせて貰えないか。そうだよね。
ほかに大変だった事って、どのような事がありましたか?
blogを拝見しても「大変だった」それしか書かれず、「何がどのように大変だったのか」知りたいのでした。だって、舞台を立ち上げる経験が私には無いから。

今の私は面倒臭いので人の後ろに立っている事が多いけど、社会人なりたての5年間はそれなりに仕事していました。生演奏のコンサートとかCDコンサートの担当になった事もあり、チラシは自分で印刷したけど、チケットやパンフレットは自分でデザインしたり、センスの良いバイトさんにデザインをお願いして印刷屋さんへ発注したりもした。
会社で発注するのと、個人での発注だと業者さんも対応が変わるか⋯⋯。会社で発注という形だったから、結構、融通を効かせて貰ったんだよね。予算の関係で一色刷りだったのを二色にして頂いたり。あぁ、あの頃の私は今よりは可愛げがあったから、印刷屋さんのおじさまもお優しかった。
コンサートって書いていて思い出した。今回の公演で主になられていた作者さん、コンサートとか発表会とかに関係のある女性でした。そしたら、そういう作業は慣れていらっしゃいますね。失礼しました。

⋯⋯と、なると?????

さてさて、観劇後のお茶会。
最後までホールで屯っていた数名がいたのですが、その人数が一度に入れるカフェは無く、解散する事になった。
自然と2グループに分かれた。
1グループはすぐに駅方面へ。私のいたグループは「どこかにお店無いかな」と話になり辺りをキョロキョロ。で、私がフラフラと駅近くに歩くとカフェが。そこに入る事にする。
すると、先に駅方面に向かったグループを発見。
結局、近くに空いた席は無かったので、私のいたグループは離れた所に席を取る。
なんか、嫌われているみたいだよぉ(苦笑)。
先に入っていたグループは、夫々に予定があって(三人中一人はお友達と、もう一人は音羽方面の方と、もう一人は⋯?)小一時間で店を出たみたい。
私たちは、18:30まで陣取ってました。
三人とも花束を脇に置いて、コーヒーとケーキで粘った。正直なところ、あっという間に時間が経過してしまったのでした。
そもそも公演後16:30くらいまでホールの中にいたんだもんね。
この図々しさはおばさんの仲間入りしたみたいだ。

11/2(金)18:30『プリティー・ガール』@シアターアプル

18:30〜19:30
(幕間:20分)
19:50〜20:40

パンフレット600円
5列22番。

一時期、連城三紀彦さんにはまっていました。
連城さんは脚本の勉強をされてから小説家になられた方です。小説を読んでいくと、その場面場面が目の前に浮かんでくるような作品が多いように感じます。
そして、連城さんの小説を原作とした戯曲も読む機会に恵まれていました。もう、昔の話なんですけどね。

『プリティー・ガール』は、連城さんの『手枕さげて』が原作です。
この『手枕さげて』を原作とした舞台は、タイトルを変えて何本か上演されています。でも、残念ながら生で観劇した経験がありません。
連城さんが名古屋出身ということもあって名城ホールでの公演だったという事もあるし、それだけではなく、その頃は観劇する趣味が無かったから。
私の知識の中にあるゆかりは、最初が大空真弓さん、次が斉藤由貴さんです。このお二人が演じるゆかり、とってもチャーミングだったに違いありません。
ちょっと伝手にお願いして斉藤さんがゆかりを演じた舞台の映像を見た事があります。これも昔の話ね。
原作から飛躍していたけれど、でも原作を侮辱するわけでも無く、原作の良い設定をそのまま引継いだ良作でした。
今は亡き三浦洋一さんが構治を演じていました。
『かわいい女』ってタイトルだったかな。
原作から逸脱して、ゆかりと構治のカップルだけでなく、もう一つのカップルの話を絡めていました。
もう一つのカップルを演じたのは、羽野晶紀さんと平田満さん。年の差カップルだけど、お互いにとても思い遣った関係でした。このカップルの話も、連城さんの短編小説にあったような記憶があります。記憶違いだったらゴメンなさい。

そして、今回の浅野温子さん演じるゆかりと、赤井英和さん演じる構治の『プリティー・ガール』。
初めて生で連城さん原作の芝居が観られるって事でチケットを手に入れました。
これを観て思ったのは、作品が良ければ役者が誰だってOKなんだって事。
それを4日に友人に言ったら「赤井さんはパッと見て上手くないけど、目の離せなくなる俳優だよ」とピシャリと言われてしまいました。ハハハ。
でもね、初日って事もあって、かなりガチガチだったんですよ。セリフのミスもあったみたいだし。
ゆかりもね、かわいらしくて(^^)。
今回の舞台のゆかりは、構治の家に転がり込む時、イケテない女性です。それが、自分の本音を構治に伝えて姿を消し、そして構治がゆかりを探し当てて逢うと、素敵な女性に。
原作ではそういう表現は無い(ゆかりは最初から最後までイケテない)んだけど、そんな風に作り変えられてます。
ゆかり役を演じる女優さんの為でもあるのだけど、でも、納得出来ちゃうんですよね。
今回のゆかりは、残念ながら素敵な浅野さんが演じている事もあり、イケテないゆかりの時も可愛らしかった。
(大空ゆかりも、これと同じ。斉藤ゆかりの場合、約束の1ヶ月が過ぎて構治の部屋を出るという時になって、本当の美しい姿を見せる。)

得チケなんかも出ているようです。
シアターアプルは15日まであり、その後は12月上旬まで地方を回るみたいです。
機会があれば、是非どうぞ。

October 24, 2007

10/21(日)第一回フリンジフェスティバル・FRINGE!-7days-『フリンジD』@BaySideコンテナ劇場

生まれて初めて桜木町へ降り立った。
こんなに眺めの良い場所、一人で行く我が身の侘びしさよ。

友人が初演出するって事で、行きました。
楽しそうでした。
充実してるんだろうな。

行きは下の道路を通ったから気付かなかったけど、横浜ワールドポーターズは人がいっぱいでして、「普通はデートで来る所だ」と実感。
一緒に歩いてくれる人、募集中です。

うわっ、全然芝居の感想書けてません。
初演出した友人にここを発見されるのも嫌なので、違う話にしておくか。

離風霊船の大橋さんによる『ゴジラ』と『赤い鳥逃げた⋯』での芝居と音楽の関わりについてのトークがありました。
『ゴジラ』は、劇作しながら聴いていた曲があり、その歌に合わせてセリフを言うような演出をされた⋯⋯とか、『赤い鳥逃げた⋯』は、セリフに合わせて曲を編集した⋯⋯とか。
演出って事を考えずに書く事が多い私には、新鮮な話でした。

横浜未来演劇人シアター『市電うどん』の稽古風景などの映像を見せて頂いた。
音が小さくて聞こえなかったんだけど、娼婦たちの喧嘩シーンなどが面白そうだった。

そんな訳で、影響されまくりの私は『市電うどん』のチケットと離風霊船の『どいつもこいつも!』のチケットを取りました。
カンフェティで割引価格で購入。まだ引換に行っていないけど、久々に自腹なのでした。

相鉄本多劇場では月一で会費100円の集まりがあるそうです。
演劇人が集まって演劇の話をするそうです。食事は持ち寄り。
大学のサークルみたいで楽しそう。行きたい衝動に駆られました。しかし、神奈川とか横浜とかと縁の無い私には場違いなんだよね。
行ってみると、横浜って近いんだなぁ。

October 17, 2007

10/16(火)19:00『三文オペラ』@SePT(世田谷パブリックシアター)

19:00〜21:00
(幕間:15分)
21:00〜22:10かな?
ポストトーク付

パンフレット:1000円

3階B列38番。
えっと、22:10に終演では私は野宿しなければなりません。野宿したい衝動に駆られたのですが、幕間になって帰宅。最後まで観たかった(号泣)。

実は、初『三文オペラ』でした。日生劇場での『ベガーズ・オペラ』は観ていたので、粗筋は知ってます。もしかすると、知らないで今回の公演を観ていたらチンプンカンプンだった事でしょう。
電光掲示板に「一幕」、「一場」、芝居の場所、そしてその場の粗筋とか歌のタイトルが流れる。そういう演出をされていました。
場末感を出す為なのか、マイクを手で持って、チープな音を出す。
このマイクを通した歌声で、きちんと歌詞が聞取れたのは、ローリーと銀粉蝶さんのみでした。ごめんなさい、私の耳が悪くて。
シノラー(死語だね)も栄作も何歌ってんだか聞取れない。それって、何言ってるのか判らないのに繋がるんだよね。
ROLLYの付ける歌詞が面白そうなんだけど、半分も判らなかった。ROLLYが出て歌うから判るってどういうこと〜〜〜(更に号泣)。

今回の芝居、劇場にあったタイムテーブルによると
19:00〜20:50
21:05〜22:00
というものでした。
最初の約2時間で『三文オペラ』の一、二幕、残りの約1時間で三幕を公演。
最初の一時間は「帰りた〜い。これなら帰っても良い〜」と思いながら観ていたのだけど、だんだんと芝居に引込まれていって、「帰りたくない⋯⋯」とさえ思わせた。
残りの一時間で、この芝居がどうなるのか観たくて観たくてしようがなくなった。人生初の漫画喫茶へ行こうかとも考えた。
でも、なんせ体調が⋯⋯。自分の身体が恨めしい。

芝居の導入は、ノーパソを脇に抱えたROLLYが客席を歩き回る。丁度ね、通路側で空いている席があるので、そこに座って寛いじゃったりなんかしていた。
センターブロックで、劇評家の扇田さんがお座りになられていたのと同じ列(なぜか私は、劇場で扇田さんと同じ日になる事が多い。前出の『ベガーズ・オペラ』でもお見掛けした)。
私の隣のお兄ちゃんなんて、お知り合いでも何でもない私の反対隣に座っている女の子が気付いていないので指差して教えていた。いや、気付いた人だけのお楽しみでイイから(笑)。
出演者が客席内を通過するのは端から観てる分は楽しいのに、どうして『イーストウィックの魔女たち』では疲れちゃったんだろう。走ったりするからかなぁ。いずれの出演者も見ておこうとしてキョロキョロするからなんだろうな。

あまり出演者を考えずにチケットを手に入れたんだけど、出演者で観るかどうか判断する人が多いからなのか、満員って感じではなかった。それでも、私の座った周辺には空席は無かったけどね。
なんか、劇場にゆとりがあるって感じを受ける。広めに作ってあるのかなぁ。気のせい?

眼福だったのは、吉田栄作さんかな。
私よりも年上な筈なのに、美しく鍛え上げられた身体を「これでもか」と見せつける。『DREAM BOYS』でのお子ちゃまボディとは大違いでした。
そしてROLLYさんの女装。歌、佇まい。なんとROLLYさんは、芝居冒頭で洋服をひん剥かれちゃいます。客席に座っちゃうくらいだから、現代の衣服だったんだけど、ひん剥かれて襤褸布だけを羽織って奥に引込む。それが次に出る時は娼婦館の女なんだもの。
栄作さん演じるメッキ・メッサーと恋仲だったりするから、いつキスしても可笑しく無いくらい。

そして、芝居をかっさらって行ったのは猫背椿さん。いつでるか、いつでるかと待って、ようやく出た椿さんで客席は笑いに包まれました。がんがん身体を張っている。
良いねぇ〜♪

この日は終演後にポストトークがありまして、そのメンバーに猫背椿さんも入っていたから、出来れば観たかったんだけどねぇ。
渋谷とかに宿を取れば良かったと思わずにいられませんでした。
あ〜あ。

October 08, 2007

10/08(月)13:00『演じる女たち』@Bunkamuraシアターコクーン

インド・イラン・ウズベキスタン・日本 コラボレーション
『演じる女たち』<3部作>ギリシャ悲劇からの断章

インターリュード⋯⋯⋯13:00〜13:05
第1部『メディア』⋯⋯13:05〜13:50
インターリュード⋯⋯⋯13:50〜13:55
第2部『イオカステ』⋯13:55〜14:40
(幕間:15分)
インターリュード⋯⋯⋯14:55〜15:00
第3部『ヘレネ』⋯⋯⋯15:00〜15:45
(休憩:15分)
アーティスト・トーク⋯16:00〜17:00

プログラム:1000円

1階F列4番。
下手から観ましたが、やはり前から6列目という事もあり、かなり良く見えます。
12:30から開場で、ちょっと早めに到着してしまったので、劇場周辺をぶらつく。
舞台装置には「女」がテーマだからなのかストッキングがふんだんに使われていました。最初は「不思議な形の素材を使っているなぁ」と思っただけで何で出来ているのか判らなかったのですが、第3部『ヘレネ』の劇中で引張ったら伸びている様子を観て、「もしかしてストッキング?」と思ったのでした。
アーティスト・トークで、司会の内野さんが装置にストッキングが使われていると明言され、全てが終了してから確認に行ったら確かにストッキングでした。一体、何足のストッキングが使われたのでしょう。

今回の公演はギリシャ悲劇の断片を芝居にしてまして、ギリシャ神話を知らない方にはチンプンカンプンだったかもしれません。
私の場合、仕事柄(プラネタリウムで仕事をしていたって事で)多少ながら基本は知っているので大丈夫ですが、それでも第3部の『ヘレネ』には困ってしまいました。
まぁ、『メディア』もストレートプレイで実際にありますし、『イオカステ』は『オイディプス』を観ていればオイディプスの母であり妃の話であるから、そんなに困らないですかね。

第1部『メディア』
これは、歌うようにセリフが言われる、セリフが歌になっている演出でした。
ミュージカルまではいかないけれど、歌にのせて話が進むのはウズベキスタン辺りでの古くからの演出だそうです。
男優が女性を演じてました。
このメディアは魔女とか化け物という扱いではなく、一人の女性として扱われていました。それでも、我が子に手をかける理由は曖昧なままで、どうしてその様な行動をとったのかは観客が考える必要があります。
判らなかったのは、メディアが髪を切るのですが、切ると剃髪した頭になるのです。すると夫イアソンの新しい妻までが剃髪した頭となりまして、演出の意図が不明でした。
海外での髪を切る行動に込められた意味というのが判らないので、余計に「どういうこと?」と思ってしまったんでしょうね。
衣装はギリシャ神話を語られる時に着られるような、長方形の布を身に纏っている感じでした。

第2部『イオカステ』
衣装は現代のモノ。
既にイオカステとオイディプスの生活の話になってました。
芝居の冒頭に出産シーンがあり、てっきり「オイディプスが生まれたのだ」と思い込んで観ていたので、「ここでオイディプスと入れ替ったのかな、でも、オイディプスの父親の死はどうなったの?」と誤った見方をしてしまいました。
最初からオイディプスだったのね。
演出家の話によると、イオカステとオイディプスはお互いに親子ではないだろうかと予感しながら夫婦として生活していた設定だそうです。
この芝居の謎は「CAT」です。アーティスト・トークでもその辺を内野さんが質問されていたのですが、上手く伝わらなかったらしく、回答されませんでした。私も気になったのです。猫ってどういう意味合いで使われていたのでしょう。
アーティスト・トークでは、この作品の演出家さんが沢山お話されてました。その為に時間が足らなくなるくらい。お話の途中で内野さんからストップがかかり、興味深い話が続いていたのに残念でした。

第3部『ヘレネ』
今回の作品たちの中で一番の問題作。
衣装は、ロッカーな感じだったり、中世的であったりごちゃ混ぜ。
思想がガンガン入ってまして、様々な社会情勢を思い浮かべながら観ていく感じ。
横たわる銀ピカな男性がヘレネ1で、ゼウスが砂を食べ続けた事によって砂漠の地下深くから誕生した金色のヘレネ2。
ヘレネ1も2も、セリフというより状況説明を口にしている。
プログラムによると、どうやらヘレネ1は瀕死らしい。そもそも横たわった男性をヘレネ1だとは考えずに観ていた私。最初から最後まで舞台にいたから、ゼウスなんだと思い込んでました。
ヘレネが地下深くから誕生したわけなのだけど、ギリシャ神話でもそうなのかが判らなくて、「これって何?」「これはどういう事?」と頭の中には疑問符で溢れてしまいました。
石油とヘレネを重ねて劇作されているのですよ。そして石油、つまりヘレネを得る為に争いが始まる。
そして、現代で言うアメリカの立場をとる男が支配していく。そこで幕切れ(かな)。
ギリシャ神話を基にして、全く異なる舞台を作られたと考えた方が良さそうです。

全体的に、頭をフルに遣って観劇した感じでしょうかね。

アーティスト・トークは、司会の内野さんと、三作品の演出家三名。
通訳を介してのトークだったので、端折られている部分が多そうです。
ロシア語、ペルシャ語、英語が行交う。
ペルシャ語って、英語のようなフランス語のような美しい響きがある言葉なんですね。
司会は時間の尺の中に納めようとして、聞きたいと思う話の腰をバリバリと折りまして、欲求不満が残ってしまいました。
海外演出家に触れる機会が少ないから、貴重な一時間でしたね。問題はF列6番に座った男の子。
アーティスト・トークの最初から最後までチラシの束を見ていました。話を聞かないんだったら帰れば良いのに。どういうつもりで残ったのだろう。

今回はNHKのカメラも入っていまして、そのうち放送されると思われます。

October 07, 2007

10/05(金)19:00劇団EXILES『太陽に灼かれて』@品川プリンス ステラボール

19:05〜21:10
(休憩無し、公演終了後おまけ付)

パンフレット:2500円

1階K列37番。

この日は、職場近くの図書館へ寄って本を借りてから品川に向かった。
18:45までにステラボールへ入れば良いから、余裕ぶっての行動です。
図書館では、講談社ワールドブックスで『Misery』を借りました。そう、英語で読む事を気軽に楽しむっていうのを基本としたシリーズです。
借りてきて「下手こいた」と思う私がおりました。
解説を読むと、原文ならStephen Kingの言葉のリズムが楽しめるそう。そして、劇中でも壊れていたタイプライターの"n"が手書きになっていたりという細工が入っている。日本語翻訳では「な行」が手書きにされているそうです。
折角の連休だし、ちょっとは読むのを挑戦中。
問題は、連休中に書こうと思っていたアレはどうするんだ?

ステラボールへは三田線で春日から三田、浅草線で三田から品川というルートを使う。電車代が安いルートを選んだのです。
三田では乗る電車を誤ると、違う方向へ向かってしまうので要注意。
品川駅の構内は人で溢れ、出口が一ケ所しかないのに流浪の民となる。いやぁ、他に出口があると思ってホームの端まで歩いちゃったのよ。品川なんて久々だったし、通勤電車を待つ人々でごった返していて、下手するとJR乗換口があるし、ホント、ダメダメな私なのでした。
品川駅を出ると、目の前に品川プリンスがある。ステラボールはちょっと歩く。
坂の上にあるものだから、運動不足の私には辛かった。でも、まだ18:15くらいだったから余裕。
チケットを受取るけれど、ステラボールは初めてだったので、どの席になるかは予想も付かなかった。来た順に配券されるから、もっと早く来れば、もっと良い席になったのかなぁ。

チケットをもぎって頂きロビーに入る。
チケットには18:00開場ってあるけど、この開場ってロビー開場ってだけで、客席には18:30まで待たないとならなかった。18:00に入れるつもりになっている人が多いわけだから、狭いロビーは身動きが出来ないかなって感じでした。
パンフレットを購入したかったけど、狭い中で列に並ぶのも容易じゃないから「幕間にでも⋯⋯」と考えていた。
客席に入る時刻になる。瞬く間に人が吸込まれて行く。入口にあまり大きくない紙に座席表が書かれていたので、それを見る。センターブロックの最後列でした。ラッキー♪
でも、入口に入ってから客席までが遠かった。
座席表でチェックしない人が多い為に、探しながら歩くから、人が溜まる。ダメじゃん。
そして、客席に座る。最後列だって言っても、良く見える。椅子は、イーストウィックのイベントで使用されたような普通の椅子だったので、隣の人が近い。
アナウンスによると、休憩無しの2時間の舞台だと判る。観るのが決まってからシアガのサイトで上演時間をチェックしても出てなかったから、意外と短いのに驚く。いえね、チケット代が帝劇のA席くらいするんですよ。だから、勝手に3時間なんて考えていたわけです。
まぁ、早く帰れるのは有難いんですけどね。
そして、今回はサプライズがありまして、出演していたRIPORINの18歳のお誕生日だったのです。会場の皆と「Happy birthday」を歌い、RIPORINがケーキの蝋燭を吹き消し、おまけ終了。
品川駅に着くと、浅草へ向かう電車は21:28まで無かった。
東武電車は最終の一本前に乗れるかなって感じ。いつものお濠端の劇場であれば、もっと早い時刻の電車に乗れるのにね。JRを使った方が早く帰れたかもです。

さて、舞台。
その前に、もっと客席の様子かな。
私の両隣りはスーツ姿のサラリーマンが着席。帝劇でもそういう事は無かったので、不思議な感じです。
全体的に渋谷にいる感じの女の子が多い。
床が板張りだから、靴の踵の音が結構響く。舞台の音が大きめだから良いんだけど、芝居の合間合間に音が無くなる時があって、そういう時は気になった。
友人同士で話をしたり、「かわいい〜」とか「かっこいい〜」とか口にしている女の子二人連が目の前にいて、先月の帝劇での客席風景をちょっと思い出してしまった。
今回の客席の方が良いですよ。芝居の切れ目で会話するようにしていたから。先月で免疫が出来たのかなぁ。いや、本当に良かった。
あの程度の出来でスタンディングオベーションしているお姉さんは御愛嬌か。
因みに、先月の帝劇は『DREAM BOYS』です。芝居中に舞台に向かって指差しながら会話する女の子たち、客席内を役者が歩くのでそれに向かって自分に注目して欲しくて声をあげる女の子、前屈みは当り前、身体を左右に振るもの当り前。立たないだけ良かった。しかも芝居の内容は稚拙で、「設定が良いでしょ」と自己満足の世界。客席の女の子は舞台上にいるアイドルが観られさえすれば良いのか、満足な様子。⋯⋯それじゃダメだよ(T_T)
今回の『太陽に灼かれて』はスタンディングオベーションをしようと思わせる出来では無かったけれど、芝居として考えると王道をいくような内容でした。
つまり、伝えたい作者なりの思想があって、それを話に絡めているのです。作者の思想は私は好きではないけれど、こういうのが入ってこそ舞台なんだと思う。
EXILEのメンバーが芝居をするっていうので期待もしていなかったけれど、演技出来てるし。最初、チンピラ(って今は言わないか)を演じてる時は「下手だなぁ〜」なんて思ったんだけど、それが演技だったのよ。下手に演じてチンピラ風情を表してまして、そして人格が変わってから自然でした。
タイトルに使われていた「太陽」って、最初はどういう意味で使われていたのかが判らなかったのですが、徐々に判明し、沢田研二が主演した映画『太陽を盗んだ男』の「太陽」と同じ意味でした。
ただ、その「太陽」が出てくるのが前フリも無くて唐突すぎちゃったんですけどね。「太陽」を使って世界を変えるってだけでなく、日本に入ってきた異国民を処刑しようなんて話も絡んでいるから、実は重いストーリーだったりします。
重いストーリーだったけど、明るい未来を見せて幕が降りたので後味は悪くはありませんでした。
そして、「お誕生日おめでとう」イベント付でしたし。
満足出来る時間を過ごしました。

今日で終わりだから、皆さん美味しいお酒を楽しむ事でしょう。

October 03, 2007

10/02(火)18:30『ミザリー』@シアターアプル

18:30〜19:40
(幕間:15分)
19:55〜21:00

パンフレット:800円

17列7番。
お手軽価格でチケットを手に入れての観劇です。
17列の下手端のお席。
多分、同じエリアの方々はお手軽価格チケットでの観劇だと思われます。
17列5番は客電が落ちてからの着席。始まってから暫くの間、入口で渡されたチラシの束で扇いでいる。扇ぐバサバサという音が耳障り。しかも1幕目には鼾をたてて寝ている。隣に座っている女の子が小突いて起こせば良いのにと思ったりしながら観劇を続けた。幕間に劇場スタッフに呼出されていたから注意されたのかなぁ。
17列8番の女性は、2幕には17列12番に座席を移動。2幕始まる前にスタッフさんから注意を受けていたけど知らんぷりで座ってました。そもそも、17列10番、11番にお友達が座っていたみたいなんですよ。そして、空いているお席も多かったものだから。
お手軽価格で手に入るって知っている人は観劇を趣味としている人が多いと思うんだけど、その割にはマナーがいまいちの人が多い。マナーというよりも、元々の人間性に問題があるのかな。
つくづく思うのは「人のフリ見て我がフリ直せ」です。私自身も知らず知らずのうちにマナー違反を犯しているかもしれないので、その辺、注意していきたいなと考えるのです。

18:30開演だからなのか、開演後の入場が非常に多かったです。
17列の前は、丁度、通路になっていて、目の前を人が歩く。大劇場なんかよりも通路幅は狭いから、本当に目の前。もしも足を投出していたりすると、歩行者が引っ掛けてつまづいちゃうんじゃないかと思うくらい。
平日だと、突然の仕事とかで難しいのかなぁ。
そうそう、開場は18:00でした。列が出来ていたので、そこに並んで開場を待っていた私。列に並んでいない方も多く「どうするのだろう?」と疑問に思っていたら、列を作って並んでいた意味が無かったのでした。列を作っていても後ろの人からは抜かされるし、バラバラに開場待ちをしていた方々が割込むし。地域柄なのかな。
こんな嫌な思いをするんだったら、いつものようにマックかどこかで食事をしてから劇場に入れば良かった。

ロビーに入るとお花がいっぱい。とても良いお花の薫りが、これからのサスペンスを期待させる。
お花に付いていた名前を見て、渡辺えり子さんが渡辺えりさんになっているのを知りました。チラシの束の中に『りぼん』のチラシが入っていて、そこに改名した経緯が書かれています。宇宙堂もオフィス3○○に改名されています。
⋯⋯私も美輪さんに私の名前を視て頂きたい。

芝居は、お上手なお二人でつまらないはずはありません。
問題は客席⋯⋯かな。
深刻なシーンでも笑う人が多数。
薄ら寒いと思うシリアスなシーンでも皆笑う。
「笑えない自分がおかしいのかもしれない」と思わせたりもする。
アニーの動き一つが笑いを誘う。面白いと思う動きもあるけど、ポールの痛みを感じたりしながら観ている私は笑えなかった。
幕切れは『トランス』を彷佛させるような感じ。どっちが精神異常者なのかが判らなくなっちゃいました。
これは原作を読むしかありませんね。

October 11, 2005

10/11、17:00帝国劇場『ツキコの月』

17:00〜18:20
(幕間:30分)
18:50〜20:05

プログラム1000円。

毎度の事ながら、幻の豚マンでお腹を膨らませての観劇。
仕事の都合をつけて、当日券での観劇。
そりゃぁ、17時開演じゃ、仕事を早退しないと観られませんわ。

売店では、森さんのオリジナルグッズを販売したり、お土産用のお菓子類が売られたり、いつものミュージカル公演での売店と雰囲気が異なります。
心持ち、ロビーの混み具合も丁度良い。
いつもは芋洗い状態ですものね。
なんか、時間がまったりと過ぎていく感じがしたよ。
劇場の職員さんも、車椅子のおじいちゃま(遠目だったけど、多分)とお話をされていたり、TVモニタには何も映ってなかったり、なんか新鮮でした。
ベガーズ・オペラの舞台模型も見当たらなくなってました。劇場を探検したら、あったのかなぁ。

プラグラムは、売店じゃなくて大階段の下辺りの机で買う。
芸術座の放浪記の頃からか白いビニル袋に入れてくれるようになりました。
その前は、茶封筒。
白ビニルの代金がプログラムの値段に反映されているのだとしたら、ちょっと困る。
正直なところ、プログラムが段々薄くなってるんですよね。
小さなところから経費削減でしょうか。

舞台内容に不満の残った私は、図書館に原作をリクエストしたのであります。ケロロん。

October 03, 2005

10/2、17:00新橋演舞場『恋ぶみ屋一葉』

17:00〜17:50
(幕間30分)
18:20〜18:55
(幕間15分)
19:10〜20:10

1階11列花道横。
筋書き1200円。

久々に、演舞場1階での観劇でした。
そもそも舞台で花道横の席で観劇するのも久し振り。
観客は年輩者で溢れていて、「あ、若そう♡」と思って顔を見ると奥様。場違いな感じを受けて観劇。歌舞伎だと、ラフな格好をしている若者も多いんですけどね。やはり、1階席だからハイソな人がいっぱいだったのかな。

ルリちゃんの舞台は久し振りでした。
数年前に日生劇場であった舞台以来かな。今回も売店ではルリちゃん手作りビーズの携帯ストラップが売られていた模様。
買ってみたいんだけどねぇ。ちょっとお財布に優しくないものだから買えません。

内容は、時間って残酷なのね⋯の一言です。
かつて恋仲だった二人が、21年ぶりに再会してみると恋が冷めちゃうって話なのよ。
思い出は思い出のままにしておくのが幸せなんだと。
そして、今まで近くにいてくれた人を見直すと。

若手俳優さん達の所作もまぁまぁだったので、そんなに見苦しい事はありませんでした。
が、幕が開いて2日目だったからか、途中でプロンプの声が聞こえたりしました。役者さんって、やっぱり大変ですよね。

花道は、思いのほか使用されませんでした。
筋書きを読むと、ルリちゃん自身、照れくさそうなんですよ。だから、そんなに使わなかったのかな。
最後の道行きwで花道をルリちゃんと高橋さんが連れ立って歩くのですが、ルリちゃんから良い匂いがしました。
素敵でしたよ。
その素敵さから、家に帰ってから母に「どうして離婚なんてあったんだろう」と怒りをぶちまけたのでありました。

20時過ぎに終演だったので、いつもの観劇よりも早く、帰宅出来たのでありました。
めでたし、めでたし。

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