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June 16, 2009

MRIって、どんなんだったか。

MRIってやつをやって、それを書いていなかったので、そろそろ書こうかと。
この検査の二週前に造影CT検査をして、別の人が造影剤の副作用に苦しむ姿を見てしまったわけです。
MRIも造影剤を使用してやるので、正直ドキドキものでした。念の為に母に付添ってもらったのでした。
造影CTと造影MRIでの造影剤は異なるモノなんですが、もともと人の身体には無いものなので、拒絶反応が出る人がいても当たり前。
造影CTの造影剤はヨードなのですが、「その影響か?」と思われる症状が、実は私の身体にも出ました。
身体の痒みです。
たいした事無いんですけどね。
造影CTをやって十日ばかり経った頃、左腕とかお腹の左側とか痒くて痒くて。
検査に関するプリントを受取った時に副作用の項目に「湿疹」が書かれていたのです。最初は「汗疹」だと思っていたのだけど、ひとしきり掻き毟った後に思い出したのです。
それに、造影剤入りの点滴をいれたのも左腕で、湿疹が出た周辺なのです。
面倒だし、軽症だしで病院には電話連絡を入れませんでした。
呼吸困難とかになったら救急車ものだけどね。

そんな事に気付いて数日後にMRI。
検査して思ったのは一つ。「もうMRIは結構」これのみ。
産婦人科を受診した後に術前検査でいろ~んな検査室を回り、12:40くらいには残す検査はMRIとなりました。
指定された時刻は14:00で、でもその間に食事を摂る訳にも行かず、時間潰すのも厄介なので検査室へ行ってしまいました。かなり待つのですが、母がいたので何とかなりました。
13:00前に受付を済ませる。昼休みだからなのか閑散としている印象を受けました。13:00過ぎると次々に検査を受ける人が集まりだし、「多いね」と感じる。予約がいっぱいなんだろうね。
来た順番に検査ではなく、予約の順番だから、私たちは兎に角待つ。
その間に着替えをしたり、看護師からの問診を受けたり。金属類はノイズの素となったり、検査に支障があるので外す必要があり、ヘアピンを付けていないか、心臓ペースメーカーや刺青などの確認があります。
勿論、メガネもダメ。入れ歯もね。私は入れ歯してないけれど、している人には紙コップが手渡されていました。
メガネは検査室の前までかけるのは可能。検査後にかける際、メガネやら着替えやらを入れた籠の中に手を入れて勘で取らないとならなかったです。看護師さんも忙しいから、目が悪いって気付いてくれないのよね。
今思えば、検査台から下りて、きちんと見えてなかったんだよね。MRIの中で殆ど目を瞑っていたから、寝起き状態に近かったのかもしれません。

検査ですが、14:00ちょっと過ぎに待合スペースから前室に呼ばれ、金属の最終チェックを受けてから検査室に入りました。
MRIは何に例えたらいいのかなぁ……かなり厚みのあるドラム缶という感じでしょうか。食べ物で例えたら、大きな竹輪を想像してください。
穴は行止りは無く、突き抜けている筈です。

MRIでは腹部と骨盤の辺りを撮ります。
撮影をする辺りにいろんな物を載せられました。そして、台から落ちないようにって事なのか縛りつけられました。大げさではありません。手は胸の辺りに乗せられ、棺の中に眠る人のようでした。胸に手を乗せると、緊急の際に握って外のスタッフに知らせる為のモノを持たされました。大きな音が出るので、中から叫んでも聞こえないとか。
潰れたゴム鞠のようなものを想像してもらうと良いかな。

いよいよ機械の中へ。
入る瞬間は目を開けていて、奥まで進んで止まりました。
MRIは身体のどこを撮るかで入り方が異なると思うのですが、私は横たわった状態で頭から入って行きました。(検査後に心の余裕が出来たので待ちスペースで延々と流されていた解説VTRを見たのですが、足から入っていくケースもあるみたいです。検査の機械のどちら側から入るのかによっても違うんでしょうけど)
圧迫感がかなりあり、目を瞑りました。
時々目を開けると、目の錯覚からなのか、照明がそうなのか、薄緑色の光を感じました。
機械の中は真っ白で、細い黄色っぽいラインが縦に走っているくらいでした。
検査中の音は、人の声に聞こえたり、サイレンの音のように聞こえたり。
最初にサイレンの様な音が聞こえた時は、正直焦りました。ふと「赤い衝撃」だかの「赤いシリーズ」の百恵ちゃんが放射能に被曝するシーンを思い出しちゃったり。
ああいう非常時の音は、病院関係では使用して欲しくないです。何か事故が発生したのかと思ってしまうのですから。
周辺にざわつきが一切無かったので、直ぐに機械の音だと判ったのだけど、いろ~んな音が延々と続く。時々止まると「終わり?」なんて喜んだりするけれど、それは糠喜びで再び騒音に包まれる。
時間の感覚が一切無くなり、心の中で「ゼロイチ、ゼロニ、ゼロサン、……」とカウントを始めるけれど、だんだん空しくなり、「造影剤はやらないのかな」と思いつつ頭を真っ白にして眠りに落ちようとした時に音が止み、人の気配が。
「これで終わるんだ」と思ったら、造影剤でした。MRIの造影剤は点滴というより大きな注射を想像してください。注液されても身体は温まったりしないです。身体に行渡るまで、機械の外に暫く出ていられました。但し、身体は縛り付けられたまま。
薬が行渡るのを待つ間、看護師と会話も出来て、「あとどの位ですか」なんて質問をしました。看護師さんが技師に聞いてくれて「3分を2回」という答えがhappy01
これまでの窮屈さを思えば「6分なんてちょろいもんよ」と思って、もう一頑張りだって安心していたのだけど……。実際は、そんなもんでは済みませんでした。
えっとですね。
造影剤入れて、狭い空間に押込められて、気分がいつも通りに居られる訳がありません。
ムカムカとして、胃液が逆流しているような感じがして。幸い、朝食を軽く摂り、昼は食べなかったので胃に何も入っていなかったから事無きを得ました。あの空間でリバースはありえるよ。仮にリバースしちゃったのを気付いてもらえなかったら、危険な状況に陥る可能性もある。多分、私からは見えなかった頭の先にはモニタするためのカメラが付いていたとは思います。
心の中でカウントをして、何度も180まで数えるのに終わらない。
数えるペースを遅くしても終わらない。
いつまで続くのか判らなくて、諦めの境地に落ちた頃にようやく終了。ホント、ようやく。
母の待つ待合スペースに戻った頃には時計の針は15:00を指していました。小一時間ですか。前室に向かう時に「30分くらいですからね」って言われたのに。小一時間も竹輪の中に閉じ込められてたんですよ。
もう、うんざり。
それから着替えて、自販機で飲み物買って飲んで、MRIの解説VTRを見て、それから建物を後にしました。MRIの入っている建物は、離れた場所に建てられているのです。
MRIが入っている棟と本館は2階の渡り廊下で繋がれていて、渡り廊下を歩いているとお迎えの車が停まっているのが見えました。
待機しているお迎えの車が人のあまりいない裏側に停められていて、複雑な思いになりました。あっちも商売だから待つのも仕事なんだろうけど。会社の名前は見えないようにしないんですかね。白い車体に黒だか紺だかで葬儀社の名前が近眼の私でも読めるようにハッキリ書いてあるんだもんなぁ。それと、白い車体っていうのもねぇ。
黒い車体よりも白い車体の方が嬉しいんだろうか。

婦人科と二外科の会計を済ませ、PETの受付をし、それから食事。
学生用のラウンジで、今回は和風パスタ。
美味しくなかった。口がまずい。
なんか、「やってらんないぜ」って気分に。
検査ばかりでなく、卵巣がんって診断されたのもブルーにさせた。
検査じゃ産婦人科の先生に怒られちゃったし。触診でトイレに行ってない旨を伝えると「前に行っておくものだ」って。知らないって。行きたくないから行かなかったんだし。そもそも私はトイレが遠いんです。前に行ったのが二時間くらい前ってのも、私にとって考えればマメに行ってる方なんです。済ませて診察室に戻って再び触診すると、行く前と変わりなかったみたいだしpout
違いが無かったんだから、侘びくらい言えよgawkって感じなのです。
それで、術前検査では尿検査もありまして……アホか莫迦かと。
そういうのが大学病院も莫迦らしいところです。すまんが、さっき済ませたばかりじゃん。
MRIがあったのでガンガン水分を摂っていて、なんとか大丈夫だったけど。でも、意味ない行動は嫌。
「この医師で、この病院で大丈夫か?」なんて考えが頭をかすめたのは事実です。

自転車で自宅から駅まで行っていたので、帰りはその足でミスドのドーナツを購入。
口がまずいから、口当たりの良いものを買って夕食とする為です。結構の量を購入したんだけど、気が付くと兄にお腹の中に殆ど入っていたのでした。
「将来、糖尿になるよ」と言ってやりました。痩せでも糖尿になるのに、私より体重が軽いので気にしていない兄なのでした。

翌日目覚めて、「仕事休みたい」と思ったものの、真面目に仕事に向かう私。結局、ダルダルで仕事になりませんでした。事業があっても、休むべきでしたね。
今週はPETがあり、今週末に事業があるけれど検査翌日は休みにしました。良いんです、仕事しないことで他人に迷惑かからないから。自分に皺寄せがくるだけだから、事業に向けて何とでもなるのですから。

セカンドオピニオンは21000円。
素知らぬ顔で別の病院に「初診です」って行ったとして、再びああいう検査をしていったとして、時間とお金の無駄があるよね。
細胞等の組織を差出すっていうサインをしてあるし、どうせ論文の種にするんだろうし。今の病院で大事にされる事を期待するのでした。論文の種にならなかったら放り出されちゃうのかなぁ、父みたいに。

June 10, 2009

所詮、作り話。


闇の子供たち (幻冬舎文庫) (文庫) ISBN-13: 978-4344405141

友人のブログで紹介されていたので読んでみました。
図書館に予約を入れて、かなり待ちました。そして、私の後にも予約者がいたので延長できませんでした。延長しなくても読めますけど。

最初、ドキュメンタリー……ノンフィクションだと思って読み始めてしまいました。作家の名前をきちんと見れば、小説だって判ったものを(苦笑)。
この作家さん、『血と骨』も書かれていたのでした。

事実を基にして書かれているのでしょうが、かなりセンセーショナルな設定を設けられています。
ペドファイルは存在するだろうけれど、商品である子どもに火の点いた煙草を押し付けるとは思えなかった。
臓器移植があるのはニュース等の報道番組でも紹介されているから知っていたが、心臓移植に関しては疑問視する。タイの医療技術がどのくらいのものか知らないから、もしかすると可能なのかもしれないが、現実にあるとは思えなかった。

センセーショナルにして、少しでも多くの人々に現実を周知させるというのは成功していると思います。
映画化もされていて、機会があれば見てみたい。
タイでは事実を曲げているって事で上映されなかったようです。タイで届け出を出さずに隠し撮りをしていたみたいですしね。カメラマンが遠く離れた場所から撮影するというと『セーラー服と機関銃』を思い出します。

診療料金【平成21年5月12日-6月3日】はこんなものです。

診察日

診療科

保険(点)

その他の負担金

診察・検査内容

保険点数

請求金額

平成21年513

二外科

初診料

270点

選定療養

2100

触診

腹部超音波

270

2910

平成21521

二外科

再診料

70

24

4903

14710

検査

1013

血液検査(小さな試験管4本)

画像診断

3820

造影CT

平成21527

二外科

再診料

70

CTの診断結果で卵巣腫瘍(仮)

70

210

平成2163

産婦人

初診料

135

触診

超音波

2254

6760

検査

1925

術前検査として

・尿

・血液(小さな試験管5本)

・心電図

画像診断

194

術前検査として

・胸部レントゲン

二外科

初診料

70

3502

10510

画像診断

3432

造影MRI

June 08, 2009

ペットントン

先週だったか転科して、新たに産婦人科へ。
産科と婦人科が一緒になっているのは、非常に……。肩身が狭いっていうか、気分が沈むというか。
妊娠して、それで腫瘍を発見するようなケースもあるから、そう簡単に分離なんてできないって判っているから、見えないふりをするしかない感じ。
母と一緒に診察室へ入りCTの画像を見て、触診するから母は診察室を出て。
触診終わったので再び母は診察室へ。

腫瘍はおよそ12センチ。超音波で見た時よりもサイズは小さくなりました。大雑把な超音波よりも鮮明な画像だからね。
腫瘍マーカーであるSCCが5と高めなのでPETをすることになりました。
普通は精々1.5なのだそうな。
SCCについて調べてみると、子宮筋腫がある場合も数値が高くなる事もあるそうな。一応、楽観視しておこうと考えたものの、PET=癌という数式が頭の中を駆巡り、帰りの電車の中では親子で眼を潤ませてしまった。
取敢えず、この日の診断結果は卵巣がん。
癌なので、PET検査は保険適用。それでも三万円くらいかかるとか。
私の定額給付金は検査で出て行ってしまうのでした。

触診ですが、きちんと事情を話せば希望の方法で検査してくれます。
PETをやって良性だと判れば、手術まで半年待ちになります。……今年のクリスマスも寝て過ごしそうです。
良性なら腹腔鏡で手術が可能。お腹に4か所穴を開けます。
触診前には「痩せてください」と言われた私。触診後には「これ以上太らないでください」とやんわりな言葉に変化。お腹を触ってみたら意外と硬かったのでしょうか。それとも、触診後には保護者が付いていたからでしょうか。
「痩せろ」の一言に私は傷ついたのでした(笑)。
悪性の場合、手術する順番が繰上ります。早く無くなるのは良いけれど、そうなると私のお腹は新巻鮭ちゃん。未婚の身としては、かなり辛い状況ですね。
あまりに大きくなっている場合は悪性転化。医師からの説明では、皮様腫の2%が悪性転化。もう片方の卵巣も皮様腫になるのは20%。予想より高い確率で左の卵巣もピノコになってしまうみたいです。それは衝撃的。
医師は言わぬが、悪性だと普通は子宮も取ってしまうので、親に孫を見せられなくなってしまうのだった。これに関しては、駅で電車を待つ間に私の口から母に説明したが、「しょうがないね」となった。
母が若ければ法に認められていないが代理母をお願いするなんて道もあったのだろうけど、後期高齢者じゃ無理だしね。

PETは放射性物資を私の体内に入れるので、母の付添は無しです。
正直、心細いのですが、母に少しでも被曝させるのはしのびない。


手術数でわかる いい病院 2009 全国&地方別データブック (週刊朝日MOOK) (ムック) ISBN-13: 978-4022745309
母の主治医の名前が書いてあるのを発見。
人気医者なのも、こういうものに掲載されるような医師だからなのね。
私の担当医は、まだまだ若造なので載ってません。どう見ても私と同世代の医師なんだよね。診て戴く身だけど、彼でも旦那でもなんでもない人に触られるのは腹が立つ。出産を、産科でなく助産士に頼む人の心理が判るような気がしたのだった。

June 03, 2009

私と同じイニシャルの作家さん。

私のイニシャルは、とあるベストセラー作家と同じです。

1Q84(1) (単行本) 村上春樹 ISBN-13: 978-4103534228
1Q84(2) (単行本) 村上春樹 ISBN-13: 978-4103534235

今日は病院で受診する日なので、仕事は休み。
朝から『とくだね』を見ていました。
そこで『1Q84』の紹介があったのでした。
ちょっと興味を持った。
職場最寄の図書館にはまだ置かれていないので、リクエストもする。
amazonで検索してみると、現在1位と2位。ワンツーフィニッシュって感じなのである。
1984年の私は13歳。中学一年だ。
この頃迄の記憶力はピカイチで、教科書のどこに何が書かれているかなんて直ぐに覚えていた。そう言えば、百科事典を眺めるのも好きだったな。
徐々に、「人間なんて先が見えてるものだ」と思うようになったのだ。
『1Q84』というタイトル。ぱっと見て『IQ84』と間違える。これは1984年の私小説的小説らしい。近過去小説。
関西出身の人は苦手なのだけど、取敢えず、読んでみたいなと思う。

村上春樹作品は、実のところ『ノルウェイの森』しか読んでいない。

クリスマスカラーの表紙に惹かれたのではなく、大学の課題でした。
読んで感想を書くってやつでした。
国文学の先生と仲が良かった私は、感想の点数を教えて戴き、85点くらいだったかな。A評価は採れた。
『こころ』と比較して書くというあざとい方法が功を奏したらしい。
この『ノルウェイの森』のamazonでのランキングが103位と109位で、これまた吃驚。こんなにも読まれる方がいらっしゃるなんて。

さてさて、『1Q84』ですが、プレミアム価格にもなっていて、中古なのに5000円です。これまでして読みたい人はいらっしゃるのね。

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